遺された想い:散骨と場所の記憶
- 2014年10月01日
- 書評・映画評・美術評, 死, 葬儀
深夜の映画放送で、また「マディソン郡の橋」を見ました。何度も見た映画で、原作も読みました。これは有名な映画で、ご存知の方も多いと思います。
「マディソン郡の橋」では、散骨を通じて、お互い求めあいながら、今生では交じり合う事のなかった二人の人生が、死後、ローズマンブリッジのもとで一緒になるというストーリーです。
このお話しのポイントはやはり、散骨と「その場所への想い」だと思います。そういえば、「世界の中心で愛を叫ぶ」では想いを果たせず行けなかったオーストラリアの大地に亜紀の骨が散骨されました。大切な想いの強い場所、皆さんも一つくらいはお持ちではないでしょうか。 続きを読む